Smell The Coil終電。無事帰宅できますように。
うるさい音と歌の入った音楽がちょっと無理になってきて、でもロックフォーマットでギターなものを聴きたくて、とりあえずこれを小さい音で流しながら通勤している。生産性のない日々。早いところどうにかしたい。
制作時期が近いのとプロデューサーがBruce Gilbert, Gareth Jones, John Fryer, Paul Kendallと当時のミュートを支えた人たちだけあってWireの"A Bell Is A Cup... Until It Is Struck"と表裏一体的なアルバムだと思う。たぶんこれにHe saidの"Take Care"があれば80年代後半のミュートの裏街道(?)がわかるのではないか(もちろん表はデペッシュ)。
Weld(1991年発表の轟音ライブ)のオープニング、エンディング、残響、キメて盛り上がる部分だけを編集してとても格好よい轟音と歓声だけの作品になってしまったArc。時代はジャンクバンド人気からゲフィンその他メジャーレーベルがグランジ/オルタナ(書いていて恥ずかしい)を仕立て上げた頃。サーストン・ムーアやJ(マスシス)、カート・コバーンがロックスターになりつつあった。(もともとリスペクトはされていた)ニール・ヤングはこれを出す事で彼らに「このおじさんには敵わないや」と言わしめたに違いない。Weldツアーはソニック・ユースもサポートしていた気がする。ロックの渋みとか辛味とかコクとか一番美味しいところが凝縮されているアルバム。俺は常々ソルマニアやマゾンナを「ロックの残滓(でも最後に残った一番美味しい部分)」と思い込んでいるのだけどArcもまさにそんなところだと思う。ニール・ヤングが歌うのは"ライク・ア・ハリケーン"や"ラブ・アンド・オンリー・ラブ"のほんの一節だけ。あとはドカドカドカドカギュイーンドドーンドドドドドドという感じ。これは本当にアガる。曲も聴きたい人はWeldとセットの2枚組もあるのでそちらもおすすめ。
この世界情勢の中に居ながら爆音で聴くDCPRGは最高だなあ!!!!!(笑えない)
朝からアレなことがありアレな気分になったので聴いてみたら如実に効果あり。山嵐は偉大。
Lost And Foundは人生。(不定期post
ここ1週間くらいずっと聴いている。仕事場でも脳内で流している。そして、今日は聴きながら寝る。
ベルセバはそう好みという感じではないけどなぜかイソベルソロは毎回結構ツボ。
ロンドンレコードに移籍してからもsubstanceみたいなアルバムが出ていたんですね。ceremonyもtemptationもsubstanceとは別バージョンっぽい
『Hilltop Radio』を聴いた時の没入感というか、ずぶずぶ沈んでいく感じはいったいなんなのだろうか……。抜け出せない。
本日の仕事場での
#脳内BGM は『Lempicka』でした。
発掘(?)ものだけど個人的にお薦めなエレクトリック・マイルスのライブ音源。tr.01~03は珍しくサックスの居ない編成で吹きまくるマイルスとバキバキにメカニカルなチック・コリアのエレピが聴けます。
この人たち(?)も長年このスタイルでやってきてるんですよね。正直いうとアルバムの中身をシャッフルされたらどのアルバムかってわからないくらい金太郎飴。でも好き。