Reviews (77)
ザ・西海岸サウンド、ドッキリフィル(イン)、オートパン。落ち着く……。
起き抜けから『ゲーペーウー』がイヤーワームになっている朝。「せーめぎあうー あーくへきー びょうへき!」。こっから『ラブ?』『チュウインガム』への流れが最高。いまのがっつりサイケ路線に変わった時は「割礼が遅い!(でも好き)」と思ったもんだ。このころのガシャガシャした音はやはり格別。
2007年9月11日にリリースされたレコード。声、音の作りに特徴があって好き嫌い分かれる、というかこういう声苦手だったんだけどこれはすごく好き。歌詞がすっと入ってくる。詩人、と言えるのではないかな。「ホームセンターでウィリー・メイズを見かけた」から始まり、市井の人の挫折とささやかな幸せと誇りを歌う "our song" は短編小説みたいだ。いつ聴いても泣いてしまう。
ドラマ "true detective" のバーシンガー役が気になったので聴いてみた。劇中よりはモダーンな作りでいろいろチャレンジもあって好感。ライブのシンプルなアレンジも好き。
なんか気持ちがニュートラルになる。
新曲リリースのニュースをみてチェックしたらその前にもEPが出てたので。前に聴いたのは "tramp" 、2014年かな?あのアルバムは暗闇に重いボールを投げるみたいな歌がすごくカッコ良かった。これはもう少し力が抜けてるけど密度は下がってなくてなんかもう風格を感じる(声に)。いいねえ。
蒸し暑いけどがんばって歩いた。
ラテンとかディスコファンクとか聴くとサクサク歩けますね。
職業上の要請がないためあんまり機会ないけどヒールで歩く場合にもよいです。カッコよく歩ける、気がします。イメージ大事。
湿度が下がってきたし引き続き Sparklehorse 祭。がちゃがちゃしてるのに繊細極まりなくてぶいーんとふっ飛ばしたかと思えばしんみりしちゃう。それでも世界は美しいって、そりゃそうだよ。
ちょっと涼しくなったらいきなり秋冬もの出しました、的な。
レーベルと揉めてる間に首謀者の Sparklehorse やらコラボレーターの Vic Chessnut が自殺してしまったりもう救いようがない。映像・ブックレット付きのボックスで持ってる。Sparklehorse、Danger Mouse、David Lynch ががっぷり組んだだけのことはあるビザールでダークで乾いたポップソングのスクラップブック。好き。
学生時代の閉塞感と離人感がみっちり詰まっていて聴くと身悶えてしまう。来日直前に解散してしまったのもまた胸苦しい思い出。
George Harrison、Joy Division のカバーもバチグンに沁みる。
泣きのメロディもいいですがヘンタイベースラインと唐突にぶっこまれるギターソロもよい。こういう人って何でできてるんだろ。
Th Faith Healers、Sterelab、PJ Harvey が同じレーベルに在籍してた頃のショウケース的コンピ。Th Faith Healers だけいま行方不明だけど時々聴きたくなる。グランジー。
Marc Ribot による「サイレント映画の劇伴」。実際に『キッド』などの映画と共に演奏されている。ほとんどギター1本の音しかないはずなんだけど隙間に不穏さと哀愁が漂う。
十数年ぶりに聴いた。
買った当時はヘッドホンで聴くという習慣がなかったので知らん音がいっぱい聞こえた。あと地味すぎて忘れてる曲があった。スマン。beat it はどうしても Al YankoVic の顔がチラついて、改めて影響力の大きさにビビった。楽しかった。
https://youtu.be/ZcJjMnHoIBI
朝からすごいブラコン耳になった。ブラコンってもう死語なのかな。ブラック・ミュージック初心者だったころはこのくらいの濃さの声がちょうど良かった。
ビールより強い酒が要るかもね。
ダニエル・ラノワプロデュースというかもう連名でいいやんてぐらいなガッツリした組手。
ディランやジミヘン(!)のカバーもいいけどやっぱりタイトル曲、ニール・ヤングのが最高。異様にサスティンの長い金物の音を聴いていつも友だちのことを思い出す。
ダンスに行こう、白い、きれいな服着ておいでよ。