
梅雨が明けたのに湿気の多い音楽。
ウェットで煽情的なのになにも起こらなくて、最後に持って行かれるというツァイ・ミンリャンの世界を思い出す。
https://youtu.be/xKZNrKL7VnE

前半3曲は1978年という「パンクの時代」を感じる。ルー・リードやパティ・スミスと通じるような、言葉の奔流。
でも後半の、コード進行で聴かせる曲がもっと好き。M4の「This Feel Within」の、落ち着かない感覚にハマる。
https://www.youtube.com/watch?v=9f29AyddC1E
今年初め、ポール・ブレイとデヴィッド・ボウイが相次いで亡くなって、2人と親しかった(ブレイとはそれ以上だけど)アーネット・ピーコックのことが気になった。
今年で75歳なのか、、。

高校生時分に、めったに出られない都会(神戸)の輸入レコード屋でFOETUSと間違えて買ったんですが、結構好きです。ニュージーランドのバンドやったんですねえ。

遠い大陸のとある山奥で密かに暮らし、誰かに語りかける事も誰かに説法する事もなく、ひたすら絶頂について唱え続ける名もなき宗教の名も知らぬ僧侶、2016年初夏の記録

先輩からタダで貰った。当時の自分はハードロック教からメロコア教への入信途中だったんですが、このアルバムや高円寺20000vが割り込んできていったい何を信じていいのやら状態になった。画家とモデ、ルゥゥ画家とモデ!

携帯音楽プレーヤーにこれだけ入れて失踪してそのまま誰にも知られる事なくどこか遠くでそっと死ぬ。そんな最期も悪くないな、なんて思ってしまう。これさえあればいつまでだってどこまでだって彷徨っていられそうだ。決して天国なんかに辿り着けないという事を知っているとしても。なんてね。

ご飯食べて犬の散歩したら基礎を振り返る。あてくしのドラムの出発点にして決して到達できない最終目的地。ほんまに好きなんですよ、このアルバム。なんの批評も出来ません。

2,3曲ぐらいしか聴かないんですが、ごくたまに思い出しては再生。リリース時には全然良いと思わなかったし、今聴いてもバンドのアレンジはあんまり好みじゃない。そういう悪条件をくぐり抜けてたまに聴きたくなるというのは、単純に音楽としての強度があるっちゅうことなんすかね。音楽通ぶって「おやっさんの方が…」とかモッサイことは言いません。どう聴いても別の声、別の表現やわ。

自分bambi synapse大好きでちょくちょく聴いてるんですけど、何事もちゃんと調べようとしないのが自分の悪い癖でして、ここでbombkneeさんのレビュー見かけるまでOkihideさんのソロ作が出てただなんて全く知らなかったんですね。これは何としても聴かねば・・・と以来各所探し回ってたんですけど、なんと今日自宅から2番目に近いディスクユニオンで発見しまして。で、さっきまで聴いてたんですけど・・・感動に打ちひしがれてちょっと言葉がでてこない・・・。なんかもう、これもロックだ。最後の曲なんてどんな困難にでも真正面から立ち向かえるような気さえしてくる。このアルバムに出会わせてくれた事に感謝。本当にありがとうございます・・・。

「ラジオスターの悲劇」作曲者の1人、ブルース・ウーリーは初期バグルスに参加していたものの自分のバンド、カメラクラブを結成する為に辞めてしまう、というところまでは知っていたがそちらの名義での曲を今まで聴いたことがなかったので聴いたみた。
https://youtu.be/1HLwljnmzR8
バグルス版がドラマチックな展開をみせるのに対しこちらはかなりアッサリした印象。
ところでカメラクラブのキーボーディストはトーマス・ドルビーだったらしい。全然知らなかった…

個人的に大好きなワイヤーの感触に良い意味でとても近しいスタンスのバンドだと思って見聞きしている。
dim flashが最高。多分一番再生している。ライブをやって欲しいのと、酔ったベースの人がコンベックスレベルのライブでやたらうるさいので少しは自重しろこの野郎とrecentshow.mp3を聴きながら思う事がたまにある

SingingFishがボーカリストによる実質的にはインストアルバムだったのに対しこちらはボーカル?アルバム。5/10は昔ラフトレから出たワイヤーのライブ盤にも入ってたな。

昼間、野良仕事後に未発表曲集聴いてた余韻で、諸々一段落ついてこちらを。この人の声、ほんま木管楽器みたいやわ。前歯がイカツイ感じで抜けとるからやろか?