自宅からチャリでウミネコカレー→井の頭公園→光ヶ丘公園と辿り着いてレジャーシートの上で缶チューハイにありついた矢先に冨田勲の訃報を知る。手持ちのiPodに入っていたはずの月の光も惑星もない。プライムミュージックにあった。
1971年に冨田勲がムーグIIIを輸入していなかったらという『たられば』を夢想する。NHKや教育テレビに提供された冨田勲の音楽は子供だった我々に楽音以外にトーンが音楽の印象を決定付ける事を教えなかったろう。また、松武秀樹は冨田勲の弟子をしていなかったろうしYMOはシンセサイザーを使わない擬似エキゾチカの一グループに留まっていたかもしれず国産のメーカーはコンシューマ向けのシンセサイザーを作らなかったかもしれない。CR-78は作られてもTR-808は作られずヒップホップもハウスもデトロイトテクノも現在とは全く異なった音楽であったろう(それはそれで興味深いし聴いてみたい)
晩年も隠居することなく創作を続けていたことを考えても人はやりたい事をやるべきだと思うのだ。
記憶に残るフレーズは非常に簡素なのに聴いている間は音の抜き差しが目まぐるしく行われ気づくと終わっている。後半から絡んでくるギターパートはマニュエル・ゲッチングの恍惚とした表情が浮かび聴いている自分も気持ちよくなる。
疾走感あふれるエモーショナルロックから今のモックオレンジになったのはこのアルバムからだった。いい方向転換だと思う。アルバムタイトル曲の間奏部分のギターの掛け合いが気持ちいい。
何の予備知識もなくクラフトワークのラテンカバー集というイロモノ企画に手を出したら正体がアトム・ハートだと知って少しガッカリした(彼ならやりかねないなという意味で)。
全ッッッ然違いますね笑、でもこれはこれでイイかも。
このアルバムのあとに続いた自称音響派なアーティストがあまりにつまらなくて(いや、自分の掘り下げが足りなかったか)この手の指向性とアティテュードを持った音楽の拡張と発展があまりなかったような気がしてるんですがどうなんだろうか。佐々木敦の本でも読んだら少しは理解出来るのだろうか。
ソロになったMika Vainioのソロ含めやっていた当人たちはそんなのどうでもよくて佳作を作り続けているのでいちファンとしてもどうでもいいのだけど。
(クリス・ワトソンを除く)キャブスの2人の作品はソロワークや別ユニットを含めなるべくフォローしている
このアルバムからものすごい方向転換したんだけど何があったんだろう。いろいろクドくなった。嫌いじゃない。聴きながら海辺をドライブしたい。今は山手線。
[訂正]
こっちだ、これで方向転換。
http://syncreview.net/Albums/View?id=236 好き。
この2年後に band apart と split を出したんだけど、それもかっこいい。Captain Love の最後の曲「Til The Morning」が入ってた。
映画を観たことがないのにサントラを聴いている、って結構ないですかね。ライ・クーダーの関わった作品は少しずつ時間をかけて聴いていきたいと思っているのにどうしてもこれの次に進むことが出来ない。この一枚が豊穣なのでずっとこれを噛みしめたいと思ってしまうのだ。
地獄のマシンガンドラムと両手タッピングジャンクギターデュオの1st。バンド編成になったりソロになったり打ち込みしたりいろいろあったけどやっぱりこのアルバムが1番好き。当時ヴィヴィカルヴァイオレンスをコピーしようとしたけど諦めた。
1曲目の『Z・刻をこえて』をよく聴きます。機動戦士Zガンダムの最初のオープニングテーマです。Zガンダムの主題歌というと森口博子さんのほうのやつが有名ですが、僕はこっちのが好きです。ブルージーなロックンロールってかんじ。最近なって知ったんですがニール・セダカさんという大昔のアメリカの歌手の『Better Days Are Coming』という曲のカバーだったんだそうです。
すごい、もうこの時点で完全にスティーブヴァイ。って当たり前か。
今年1月にKORGの新作アナログポリシンセminilogueが発売されるまで存在すら知らなかったのだが開発陣へのインタビューで、このユニットから名称の使用許諾を取ってネーミングしたという話を読んで聴いてみた。ジャムセッションによってトラックをまとめているのか長尺が多い。風が緩やかに流れるように曲が進行していくので広大な公園の原っぱでレジャーシートを広げて寝そべりながらこれをBluetoothスピーカーで流してみたい。
ヘッドホンで聴くとまた違った雰囲気かもしれません。イイですね。
He Loved Him Madlyはマイルスがデュークエリントンの死に捧げた曲。マイルスは無宗教だったけど、この曲は無国籍の喪という感じで、どこの文化のものだか分からない謎の音楽なのに沈痛さと厳粛さだけはやたらと伝わってくる。
雨が降っている。今からあいつに別れを言いに行く。誰かとの予期しない別れの時にはこれを聴く。あいつとの別れの時にBefore the Rainを聴く。BeforeじゃなくてNowだけど。
先行シングルBefore the Rain発表当時に聴きながら、その二ヶ月前に早逝したレイ・ハラカミの事を考えていた。以来、この曲を聴くたびにレイ・ハラカミを思い出し、レイ・ハラカミのRiverを聴くたびに鴨川の河川敷を歩く自分を夢想する。
本人亡き後、遺品のハードディスクから発掘された曲をもとに作られた上田現の遺作。今日はこういう気分。沁みる。
家族で買い物の行き帰りにピッタリ。静かな曲はスタジオ録音の方が集中できて、にぎやかな曲はライブの方が楽しいね、って、ホントにその通りだな…。