先日、札幌で友人とRSR'99の話になり、そういやpre-school出てたよねミッシェルとブランキーに挟まれててでもめっちゃいいライブしたんだよねという話をしたので久しぶりに。彼らだと断然『feel something?』派なのだけど改めて聴いてみるとやっぱこの辺は全盛期というか、勢いを感じる。
今日から三日間、上の子と二人の生活になるので久しぶりに台所に立つつもりで職場を出たのだが夕飯の支度をきっちりして出て行った事がわかり楽しみを半分くらい持って行かれた気がした。もちろんありがたいのだけど。
It's too late.
とても具合いがいいです。なんというか「具か大きい」です。1こ1この具がそれぞれ大好きな音楽。曲ごとに「そうそう、こんな曲やりたかったよね!」ってなる。実現度が高いアルバム。ライブのとき買いそこねたけどamazonですぐ入手できました。
おっさんなのに明日何を着てダムドを観に行こうなんて高校生みたいなことを考えながら聴いている。
イーノになりたがりの坂本龍一を文化の剽窃者と蔑みそうになっているのを、この楽曲が押し留めている。岡田有希子に提供した曲が自身のアルバムでも再演され15年近く経って中谷美紀に受け継がれる様はさながら月影千草が紅天女を継ぐ者を探しているかのようだ。神田界隈を歩いて九段下に抜ける道すがら何度もこれを再生していると泣けてくる。坂本龍一にはまた新たにこの曲を歌える人(というか歌わせたい人)を探して何度でも甦らせて欲しい。
またPSF関連盤。
灰野さんのハーディガーディ演奏を初めて観たのはチャールズ・ヘイワード初来日のラ・ママだった。
ステージを含む店内の照明が落ち真っ暗な空間の中で今でいうドローンのような音響が鳴り灰野さんの声が乗るというスタイルだった。
視覚が暗闇に慣れてうっすらとステージが確認できるようになった頃、かつて見たことのないスピードでハーディガーディのハンドルを手回ししている灰野さんの姿が浮かび上がり「表現には体力も必要だよな」とぼんやり考えていたのをこれを聴きながら思い出している。
飲み会の帰り道。人間誰しも酔っ払いながら夜道なんかを歩いてると割と大きな声で適当に浮かんだメロディーを適当に口ずさんだりしてしまうもので、今日なんかは「あれっこのメロ最高じゃね?もしかして俺って天才なのでは?これはいけるで!(何がだ)」ってなって舞い上がったりしていたんだけど、帰宅して風呂入ってたらこれの2曲目だったことに気付いた。やっぱりベルベッツは最高だしディアハンターと言ったら『Halcyon Digest 』だよな!ってみんなで話してたからかもしれない。という事で当然の如く私は最高でも天才でもなかったわけだがこのアルバムは最高だしブラッドフォードコックスが天才なのは何があっても変わらないのだろう。それだけでもう最高なのさ。
THE BROWN SHEEPをまだライブで聴いた事がない気がする。
何年か前、川崎大師の涅槃会をみたときに音環境がとてもカッコよかったのですが、そのときの会話「すげえ」「キャバレーボルテールみたいやな」はわれながらアホすぎでした…。
クラシックのCDはアーティスト名が演奏者ですが、感覚的にはこれのアーティスト名は「バルトーク」ってしたい・・・。