Reviews (8620)

Not Waving / Animals
名前から想起するのはThis Heatなんでしょうがこれも2016年現在形のエレクトロニク・ミュージック。emptysetやYves de Meyともまた違うポストインダストリアルの感触も。
Prequel Tapes / Inner Systems
中期キャブスが大好きな自分にはかなりヒットした一枚。といっても懐古趣味じゃなく2015年現在のエレクトロニク・ミュージックになっていると思う。
The Buggles / The Age Of Plastic
中学生のときラジオ関東の全米トップ40でやっていたリクエスト特集で初めて「ラジオスターの悲劇」のイントロを聴いた時の衝撃。
The Jesus & Mary Chain / Psychocandy
楽曲的な目新しさが全くないのに制御不能なギターアンプから発せられるフィードバックノイズを被せただけでロックのフォーマットを更新してしまった一枚。ソニック・ユースのEVOLのインナースリーヴに名前が刻まれていて彼等も少し気にしていた事を窺わせる。
No Trend / More
ファーストのころの編集盤When death won't solve your problemはSWANSのFilthと同時期に買って同じくらいよく聞いた。これはお蔵入りの4thアルバムが2000年代に入ってリリースされたもの、昨日存在を知ったので聞いている。パンクムーブメントを怒らせようとする意図があったらしい。
回顧録みつけた、おもしろい
http://www.yellowgreenred.com/?p=1844
Swans / Public Castration Is a Good Idea
アナログだと片面2曲ずつ?の二枚組で繰り広げられる地獄絵図。いわゆる人間の醜悪さだけをひたすら繰り返すスワンズの表現は多分ここがピークなのだったろう。この後どんどん日和っていってビル・ラズウェルプロデュースのthe burning worldで一旦マイケル・ジラは自分のスワンズとしての役割を終える事になる。さながらパンゲア、アガルタをリリースして沈黙したマイルスのように。
Swans / Cop
この世の地獄をロックで表現できる数少ないバンドのセカンド。拷問のような単調さをロリ・モシマンのエンジニアリングでカバーしてるのだろうと思っていたら実際そうではないことを後のライブブートレグで披露することになる
Music From The Mars / Living in the zoo
郷愁と知性と遊び心と。来月発売される9年ぶりの新譜が楽しみで楽しみで。
Aphex Twin / Selected Ambient Works 85-92
ひたすら美しいXtalを出すためだけに作られたアルバム(想像)
Wire / A Bell Is a Cup Until It Is Struck
1986年に活動再開したワイヤーの(活動再開後の)2作目。この時期は初期によく形容されたひねくれポップというよりはコリン・ニューマン色を裏からブルース・ギルバートが壊す感じだった気がする。この年に初来日を果たしインクスティック芝浦で観たがこの日本盤CDにボーナストラックでも収録されているDrillのライブがとにかく圧巻だった。活動停止前の曲を一曲もやらなかったところも「伝説のパンク/ニューウェーブ」を再現するのでなく好感が持てたのが今も聴き続けている一因かもしれない。
Laibach / Opus Dei
「おっかねぇ 人生ワッハッハのライバッハ」知ってる人は40代後半以上に違いない
Slayer / Diabolus In Musica
これが出た年に観たライブで無謀にもオールスタンディングの最前列を陣取ってしまい、始まった途端に背後に群れを成す大量の観客から物凄い圧力を受け堪えきれず4曲目に柵超えして戦線離脱。目の前2メートルくらいの場所でトム・アラヤが頭を振っているのに柵を押さえる屈強そうな黒人ボディガードの腕の太さの方が記憶に残っている。このアルバムを聴くたびにそういったことを思い出す。
The Mars Volta / De-Loused In The Comatorium
途轍もないアルバムだと思うわけですが、その中でもやっぱりDrunkship of Lanternsが異常な魅力を放っていると思います。最後のユニゾンは「もう分かったよ」「もうお前らしか笑ってないよ」「みんな帰っちゃったよ」というくらいクドくて、そこがいいです。サディストって感じ。
Z / 絶塔
ベロは音源を買ってから1ヶ月くらい毎日聴いていた(本当)。今聴いてもやっぱりカッコいい。ずっとカッコいい。
Z / 絶塔
1曲目、さとしくん(skillkills)のドラムがドゥルンドゥルンいってて凄い。龍っぽい。脈打ってる。
Snot / Get Some
一聴して「あ、いいっすね」と思った時のそのままの気分で今の今まで20年近くずっと聴けている。強烈な中毒性があるわけではないし「噛めば噛むほど味が出る」という感じでもない。要するに「飽きない」ってことなのだと思う。これを1年に一度も再生せずに暮れていく年というは死ぬまで訪れないのではないか。知らないけど。

シンプルなことをやっているのに意外と似ているバンドが思いつかない。通知表で言うと「オール4」みたいな感じ。誰が聴いても良いと言うけど、この世でいちばん好きなバンドはsnotですという人はあまりいない。みたいな。でも聴いちゃう。何度も。
Scritti Politti / Cupid & Psyche 85
リリース当時わたくしは7歳だったんですが、8つ上の兄が居間でこのレコードをかけていて、音楽の心地良さを初めて知ったのを鮮明に覚えています。死んだら棺桶に入れてくださいぜひ。
Sparklehorse / It's A Wonderful Life
昔ムグさんが「家にあるCDを大量に捨てようと思う、欲しい人いたらどうぞ」ということをインターネットでしていて、その時のリストにこれがあったのでいただいた。今でもよく聴く。

マークリンカスの声は自分にとっては最上級の滋養のひとつなのですが、こんな声を出す人が果たして上手いこと世界と付き合っていけるものなのだろうか、と思っていたらやはり自殺してしまった。めちゃくちゃ悲しかった。

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