Reviews (353)
Amazonデジタルミュージックで450円。非常に格好良いのだが、僕はイタリアンプログレと相性が悪い、というのを忘れていた。
最新型アニヲタフリージャズ(?)。こんな音楽しか流れないアニメがあったら最高だな、と思う(現状だと『徳山大五郎を誰が殺したか?』というドラマが最も近い)。
『MUTE BEATはレゲエでダブでこだまさん』とは故・松永孝義氏の名言だけれど、彼のソロはよりシンプルに、そぎ落とされた最低限のトラックの上で彼のトランペットが泣く。どれも一緒と言ってしまっても良いのだけど(怒られるか)、全部最高だからいいのです。
PCでの事務作業のBGMに。そのアルバム名を知ってから幾星霜(言い過ぎ)、ようやく聴けたけどすばらしい。フィッシュマンズ人脈のダブポップ、の一言では片付けられない、酩酊とクールネスが同居する独特の世界観はその後のリズムキラーマシンガン名義でも無い音。ちょっと怖いぐらいきれいな音楽。
土仕事で心身ともに瀕死のため、死ぬほど甘いものが聴きたかったので。テクノポップとかギターポップとかいやJ-POPだとかいろいろ言えるんだろうけど、なんかやっぱり初音ミクだよなとか言えないものはあって。もちろんそれはジャンル的なサムシングであって作家性を否定するものではないし、単純にエレピの音が聴きたいからアシッドジャズでも聴くかみたいな話。にしてもメロディがめっちゃいいな。
うとうとしながら聴いていた昨日の戦利品。タワレコで完全なるジャケ買いをしてみたところ大当たり。ありがとうクリアランスセール棚。現代ポストロッカーがクラウトロックを蘇らせる事象は多々あれど、この人らはどう聴いてもTangerine Dreamフォロワーなのが萌えるし推せる。
ただただ切実。きらきらとしたダンスポップなのに、哀しい。
過小評価どころか埋もれちゃってるじゃないですか。栗原正己とのタッグによって完成したチェンバー・アヴァン・ポップスは未だ誰の追随も許さない奇妙な味と完成度を誇っており、『ちょっとふしぎないいうた』として残り続けるものでしょう。忘れ去られてしまわないために。
ジャズ。ポップでもロックでもサイケでもあって、そのどれにも分類しづらい、感じの。ジャケが超エモいですけど、それに見合った良い内容ですよ。
Back to the 90's、なロックサウンド。ネオサイケまたしても。
静謐なジャズ。緊張感とともに過ごすのもいいけど、小さな音で流しておいて弱い刺激とするのもいいんじゃないかと思う。
す、スウェディッシュ演歌……。再結成から続く音楽性に引っかけて言い方を変えるならパワー・オルタナ路線のうたものプログレッシヴ・ロック、ということになるのか。いや好きですよ。流石に40年前のクリムゾンvsジミヘンみたいな音の殴り合いでもなければ再結成当時みたいなモダン・オルタナでももはやなくなってきてますけど、むしろこういう老成がしたそうな若いバンドが多い中、格の違いを見せつけたのではないでしょか。
おっさんになっても元気いっぱいのメロディック・パンク、なのだけど、現役当時からエモに寄り道するようなシケ感があって、寄る年波とともにそれらが上手い具合に折衷されていっている気がしてすごくいいです。好きなバンド。
たぶん自分が完全に後追いだから、なのだろうけど、かなり好きなアルバム。次作より好きかも。