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存在は知ってたけど聴いたことがなく、ジャケ写を少し前にtwitterで見かけて気になってる。この時期のテクノユニットの自主制作カセットでARM、DVP(trigger label以前)、LIBERATORの作品はぜひ聴いてみたい、というテクノマニア欲が疼く。
UD成田さんやNARASAKIさんやBorisなど参加のマイブラトリビュートコンピ。本当に豪華な内容なところを手前味噌と言うと恐縮ですが、マスタリングを自分が担当してます。リリースからもう3年経つんだなあ。
このアルバムとTransonicのコンピ曲とB-2DEP'Tのリミックスで完全に把握できる、90年代のある種の臨界点到達的な音塊。
でも数年前にライヴで観たARMは、それまでのキャリアに池田亮司の音響エッセンスがブレンドされてより研ぎ澄まされた、恐ろしく格好良い音だった。最新のARMの音源リリースを切望。
何時ぞや僕が撮影したARMのライヴ写真、そのまま久川さんのアー写に使われてたので嬉し。
今年デビュー25周年を機に正式再結成したCMJKとPicorinのCutemen。9月の大阪ライヴも楽しみ。
全作大好きなんですが今はPerfect Strangerを聴きたい気分なので。
中学生の頃に初めてMy Speedy Salahを聴いた時から大好きなバンド。NARASAKIさんもすっかりアイドルやアニソンの名プロデューサーだけど、またそろそろライヴ観たいです。
作り込まれた音の重たさが大好き。Seoul MusicはYMOで一番好きな曲。
少し前に飴屋さんとグニュウツール目当てで手に入れたら2nd CommunicationとかTechno ShelterとかSnakehead Menが入っててえらく驚いた。Snakehead Menが後のGlobeとかtrfみたいでますます驚いた。
ヒップホップ的話題性以上に完成度が抜群。トラックとモンスター三者三様のヴァースがとにかく素晴らしい切れ味。
初めて聴いた時、Kristalloの終盤がほとんどファミコン版ファイナルファンタジーのBGMにそっくりだと感じて、「ひょっとしてクリスタルのモチーフってこの曲から?」と思ったものです。そんなKristalloが音色から何から一番好き。
特にdisc 1が好き。アルバムタイトルがダサいけど。
北田昌弘+小西健司によるリリース年より10年遡る、アシッドエクスペリメンタルな電子音楽集。ジャケ絵の異様な緻密さもあいまって独特の質感を持つ傑作。町田町蔵「どてらいやつら」もセットでいきたいところ。
聴く頻度は多くないけど、常に手元になくてはならない音楽。
先の「Solar Eclipse」の続き。件のライヴペインティングとトークイベントの後にBGMで流れてて気分が高揚。「Daisy Wall」「Sternstunden」は聴く度に耳から皮膚から電気が走る。
今日、知人の個展に友人がライヴペインティングでゲスト参加するということでそのアートスペースに行くと、やれ物販にgoatのCDが置いてあるわオーナーさんらしき人が原爆オナニーズのシャツを着てるわで何かありそうだと思ってお声がけしてあれこれとお話したら、元ドリルマンの方とのことで物凄くびっくり。会場自体も非常に素的で、友人と何かやりたいなあとワキワキ盛り上がりました。全く、こんな縁もあるのだなあと大変良い機会を得ました。
そんなこんなで久々にこのコンピを思い出して聴いたらやっぱり最高。もちろんLunar Eclipseもワンセット。
奇才。個人的にはBUBBLE-Bと並ぶ音楽きっかけの最古の友人でもある。音楽の現場に復帰して欲しいと強く思う人の一人。
笹野みちるさん率いる東京少年。「Shy Shy Japanese」「プレゼント」とか流行ったなあ。ラストシングルが「サイレントメビウス」というアニメ映画の主題歌でPVが非常に格好良かった。個人的なルーツとして、アニメから音楽へ以降するブリッジになったバンドです。
よく聴いてた中学生の頃は音楽番組にもよく出てたし単に好きな曲だなあくらいに感じてたけど、改めて聴くと非常にニューウェーブの匂いに満ち満ちていて驚く。全体的にXTCっぽいし、リミックスバージョン(今思えばバンドブームの空気が濃い時代にしては早いアプローチだったと思う)はクラフトワークとか中期P-MODELっぽいアレンジを組んでたり、何かとギミックが多い事に気付く。しかもサポートメンバーが松前公高さんだったり、全てのPVを映画監督の岩井俊二さんが手掛けてたりして更に驚く。
「針とパズル」「Harmony」「サイレントメビウス~Sailing」が特に好き。解散後、今に至るまで何故か話題にあまり上がってこない印象があるのだけど、もう少し再評価されて良いんじゃないかと思っている。