中古CDを50枚ほど注文。ジャガなのかヤガなのか。
確かrei harakamiがこれを聴いて自分ならどうするだろう、と考え『red curb』を作った、という話をしていた気がする。結局自分にとっての一番かっこいい電子音てsuzukiskiなのかな、なんてことを考える。
ディスコグラフィ盤のほうを聴いていて、いまこの辺り。先日会った友人にもタワレコで強烈にお薦めして買わせたのですが、特にこのアルバムは本当に名盤だな、と思います。京都だから、ってんじゃないですけど強烈にわびとさびを感じる音。
買った当初は何が何やらでしたがいま聴くとむちゃくちゃカッコいいですねこれ。日本有数のリズム隊を引き連れて、クラブ・ジャズをオルタナ/インディの文脈で鳴らしつつ最終的には歌ものとしてきれいにまとまっている、という。独特の陰鬱なヘヴィネスはやはり90年代かな、という感じがします。あと(あまり言及されませんが)ギターむちゃくちゃ巧いっすよね。
ひと作業終えて寝る前に。流石に最新mixだけあってハチャメチャに音が良いです。内容が良いのは今更言うまでもなくて。
This Heatの1st収録曲から名前を取った(?)かPascal Comeladeが参加しているチープなシンセポップである。正直いって知らなかった。。
純ちゃん自身が好きかって言われるとあんまそうでもないんですけど、人脈に好きな人ばっかいるんでたまに聴きます。で、久しぶりに聴いたけどかっこいいすねー。当時のビート・パンク色みたいなのもあるんだけど圧倒的に異端。こういうアルバムが後世に残っていくのは納得すること至極。名盤です。
この真夜中にやたらとセンチな気持ちになってしまったので、はちみつぱい……ではなくムーンライダーズの、それもシングス初音ミクを聴いてる。ハイファイで軽めのアレンジ/音作りと、ノー感情ノー神経めな初音ミクさんの声で歌われるライダーズ・ナンバーが胸の空虚感を少しだけ照らしてくれる。
いやもうすげーでっかいロック。この手の音楽って(ドラムの響きなんかもあって)『ボクシングでキツいパンチに打たれ続ける』みたいな、そしてそれが快感、みたいな感覚ありますけど、殴られすぎて頭上に星が見えてきた、意識は宇宙へ……みたいな酩酊感。シンプルでありながら、無駄を削ぎ落としながらも豊かであること。本当に素晴らしいアルバム/バンドでありますことよ。
そういやムーンライダーズってあんまりアルバム単位で聴いていないというか、あれだけ作品数があるのでどうしてもベストなりなんなりで済ませてしまいがちだなあと思っていたところに今作。これまで抱いていた印象よりもだいぶ『火の玉ボーイ』寄りの、古き良きシティ・ポップでありました。とはいえそこは曲者六人衆、捻くれたテクノポップ前夜の空気もたんまり吸ってます。最高。やっぱ全部聴かなきゃだめですなー。
日本のヒップな層にザッパを布教するため、有名人がザッパでコンピを編むというシリーズのスカパラ谷中敦編。今となっては中古もそこそこするんですがこれだけは何としても持っておかなければという使命感のため所持してます。選曲そのものも溶けたアンサンブルをクラブ・ユース対応型として紹介するかなりおしゃれな内容でいいんですけどね。まあ、実際に効果があった布教なのかはちょっとわかりませんけれども……。
20年ぐらい集め続けていた手元の書籍類をついにまとめて処分した。この圧倒的な寂寥感はスカパラに慰めてもらうことにする。
普段はライヒとか、あとジミヘンとかを取り上げるグループとして有名なんですかね、モルゴーア・クァルテットの元ネタみたいな人たちの編集盤。いやーカッコいいす。ジョン・ゾーンとかジョン・ルーリー(!)からシュニトケ、テリー・ライリー、ピアソラと縦横無尽にジャンルを駆け抜けていく爽快な弦楽四重奏。日本でもわりと流行ったらしいですがマジか(確かに中古安いけども)。
20年ですか。音楽物心ついてからこっち、『ハードコア』という言葉の基準みたいなバンドなのでもう好きとか嫌いとかそういう話ではなく。2012年には友人とともにフジロックまで来日を観に行ったのも良い思い出です。パンクが夢見たポストハードコアの青写真。
1stが好きだった。この4作目も、やっぱりずっと1977年っぽい音ですね。