Reviews (93)
クミンを効かせたピーマンのドルマ(トルコ風の米と肉詰めトマト煮)食った後のコレ、最高ですわ。自分の中では調理イメージとこのアルバムに通底したところがあんねんけど、説明でけません。
1stが一番「粘度」が高かった気がする。20年ほど前のある時期、このドラムにかなり影響を受けてました。今聴いても良いな、やっぱり。
本日はこちら方面。LIVE SKULLのカヴァーで先に聴いてるところが自分の年代らしさ。奇しくも先のBobby Womackとリリース年同じ。
コレ聴くと、友を失い、裏切りを経て、巨大な悪に独りで立ち向かいたくなる。
魅惑のペチペチスッカスカサウンド。断言するけど、ダンスミュージックやね、これ。
昔聴いたとき「もっさいなー」思ったんですが、その十年後ぐらいに「ゴリ格好ええ」思って、今になって「モッサ格好ええ」思ってるわけですが、これ煎じ詰めると音質とサウンドプロダクション、楽曲との関係性を俺がどれぐらい感知してたりして無かったかっつう話ですわな。まあそんなんもうどうでもエエですわ。ゴリモッサ格好ええ。
茶と握り飯とTAGOMAGOの組み合わせは最高やね。
疲れ、湿気、憂鬱への処方箋。漆黒のビロードのような声。姉さん、最近活動の様子が伝わってこないので寂しい。
ライヴの”Plague Mass”とこれ、俺の青春の暗黒面。しかし今になってまた、まったく違う視点から聴き直している。
ソリが合わないのか、耳にしても殆ど気に入ることがなかったRy Cooder。ただどういうわけか"Get Rhythm"と"Paris, Texas"だけはよく聴いていた時期があった。物凄く好きだったはずのWim Wendersがすっかり嫌いになったので、もう"Paris, Texas"を聴き返すこともないと思う。この2日ほど、料理をする間、頭のなかでずっと"Get Rhythm"が再生されている。この国の南を想っている。
後にBeauty Pillを結成するChad ClarkのいたSWCの傑作2ndアルバム。当時 ピンとこなかったけど、近年愛聴しております。DCの懐の深さを体現したバンドでしたなあ。
スカやレゲエ、ダブの多くは友人と視聴体験を共有していたけれど、LKJの視聴体験は誰とも共有していない、個人的で内省的なものだった。いま聴いても、誰もいない深夜の町外れの自販機の前とかで踊りたくなる。踊らへんけど。
ソロの傑作。全然評価されてないけど、キャリアの総決算だと思う。ルーツへの憧憬が屈託なく織り込まれているのも本当に素晴らしい。 決算し過ぎたのか、この後の録音物はガタガタに失速していきます。今は奥さんや友人たちと地元で本当に楽しそうに音楽を続けておられますわ。ちなみに奥さんはメル友です。
ファティ・アキン監督が、ノイバウテンのアレックスハッケを案内役に、イスタンブールの音楽を追ったドキュメンタリーのサントラ。トルコの今をもろもろ想いつつ。
Soft Boys, Katrina and the WavesのKimberley Rewが好きで、他で未収録の曲が入ってるこのVAを知り、なんかの拍子にとあるレコ屋で貰った(!)んですが、全編良い感じなんすよ。MRIで頭部の撮影するときに好きなCDかけて良いよと言われ、これかけてもらったら、技師さんに「何処で買えるのコレ?」と訊かれました。