ミニストリーが独自のスタイルを確立した唯一のアルバムじゃないのかな。EBM前夜、エレポップからの脱却。ギターに逃げキリング・ジョークのパロディーみたいなバンドになる前の姿。ギター導入後で好きなのはバットホール・サーファーズのギビをボーカルに迎えた「あの曲」だけ。
東京を中心に活動する二人組インダストリアルユニットのセカンド。機材の並べ方や二人が向かい合ってその場その場で音を重ねていくところは往年のDOMEやクラスターを想起させるがなんというか、ストリート感(死語)がある点や幅広いコラボレーターとの作品も見逃せない。
PvHとのユニットSendaiもやっている人。ハードウェア寄りで作ってる感じ。即興感もある。
名前から想起するのはThis Heatなんでしょうがこれも2016年現在形のエレクトロニク・ミュージック。emptysetやYves de Meyともまた違うポストインダストリアルの感触も。
中期キャブスが大好きな自分にはかなりヒットした一枚。といっても懐古趣味じゃなく2015年現在のエレクトロニク・ミュージックになっていると思う。
中学生のときラジオ関東の全米トップ40でやっていたリクエスト特集で初めて「ラジオスターの悲劇」のイントロを聴いた時の衝撃。
楽曲的な目新しさが全くないのに制御不能なギターアンプから発せられるフィードバックノイズを被せただけでロックのフォーマットを更新してしまった一枚。ソニック・ユースのEVOLのインナースリーヴに名前が刻まれていて彼等も少し気にしていた事を窺わせる。
ファーストのころの編集盤When death won't solve your problemはSWANSのFilthと同時期に買って同じくらいよく聞いた。これはお蔵入りの4thアルバムが2000年代に入ってリリースされたもの、昨日存在を知ったので聞いている。パンクムーブメントを怒らせようとする意図があったらしい。
回顧録みつけた、おもしろい
http://www.yellowgreenred.com/?p=1844
アナログだと片面2曲ずつ?の二枚組で繰り広げられる地獄絵図。いわゆる人間の醜悪さだけをひたすら繰り返すスワンズの表現は多分ここがピークなのだったろう。この後どんどん日和っていってビル・ラズウェルプロデュースのthe burning worldで一旦マイケル・ジラは自分のスワンズとしての役割を終える事になる。さながらパンゲア、アガルタをリリースして沈黙したマイルスのように。
この世の地獄をロックで表現できる数少ないバンドのセカンド。拷問のような単調さをロリ・モシマンのエンジニアリングでカバーしてるのだろうと思っていたら実際そうではないことを後のライブブートレグで披露することになる
郷愁と知性と遊び心と。来月発売される9年ぶりの新譜が楽しみで楽しみで。
ひたすら美しいXtalを出すためだけに作られたアルバム(想像)
1986年に活動再開したワイヤーの(活動再開後の)2作目。この時期は初期によく形容されたひねくれポップというよりはコリン・ニューマン色を裏からブルース・ギルバートが壊す感じだった気がする。この年に初来日を果たしインクスティック芝浦で観たがこの日本盤CDにボーナストラックでも収録されているDrillのライブがとにかく圧巻だった。活動停止前の曲を一曲もやらなかったところも「伝説のパンク/ニューウェーブ」を再現するのでなく好感が持てたのが今も聴き続けている一因かもしれない。
「おっかねぇ 人生ワッハッハのライバッハ」知ってる人は40代後半以上に違いない
これが出た年に観たライブで無謀にもオールスタンディングの最前列を陣取ってしまい、始まった途端に背後に群れを成す大量の観客から物凄い圧力を受け堪えきれず4曲目に柵超えして戦線離脱。目の前2メートルくらいの場所でトム・アラヤが頭を振っているのに柵を押さえる屈強そうな黒人ボディガードの腕の太さの方が記憶に残っている。このアルバムを聴くたびにそういったことを思い出す。
途轍もないアルバムだと思うわけですが、その中でもやっぱりDrunkship of Lanternsが異常な魅力を放っていると思います。最後のユニゾンは「もう分かったよ」「もうお前らしか笑ってないよ」「みんな帰っちゃったよ」というくらいクドくて、そこがいいです。サディストって感じ。
ベロは音源を買ってから1ヶ月くらい毎日聴いていた(本当)。今聴いてもやっぱりカッコいい。ずっとカッコいい。