はんだ付けのBGMでした、基本シンガロング。Chance名曲。
ホント雨の日に合うなーと。まぁ確実に2009年のサマソニのせいなんですけど。
夏の終わりかけのラストスパートの猛暑の中で「白日」を聴くのが趣味なのですが、今年はラストスパートする前に雨期に入ってしまったので完全に機会を逃したんじゃないかという気が薄々……。
九月の雨って歌がありましたね。雨の日は好きではありませんが。
起き抜けから『ゲーペーウー』がイヤーワームになっている朝。「せーめぎあうー あーくへきー びょうへき!」。こっから『ラブ?』『チュウインガム』への流れが最高。いまのがっつりサイケ路線に変わった時は「割礼が遅い!(でも好き)」と思ったもんだ。このころのガシャガシャした音はやはり格別。
新曲リリースのニュースをみてチェックしたらその前にもEPが出てたので。前に聴いたのは "tramp" 、2014年かな?あのアルバムは暗闇に重いボールを投げるみたいな歌がすごくカッコ良かった。これはもう少し力が抜けてるけど密度は下がってなくてなんかもう風格を感じる(声に)。いいねえ。
最後まで格好良いミュージシャンだった、ってひとの中でも泥臭いというか人間らしいというか、レイドバックした老いの中にもシンプルな生命力が感じられてすばらしいラスト・アルバムだよなあ、と。
なんかこの天気且つ今から出社という戦いに挑むのかと思ったらこれが浮かびました。
これほんとかっこ良くて好き。
思えばこの曲がこういう天気の時に聴きたくなる代名詞だったっけなぁとなっております。
今よくやっているサントラの路線ことダークなかほりがするアンビエントはこの頃からちらちらと見えていたのかと思うと今聞くのが凄い面白く思えます。
タイトル/ジャケ通りのくすみと浮遊感をたたえたポップ・ロック。後半は大曲だし、いちおうプログレの分類ではあるけれども、ただただいい『うた』なのがCaravanの良いところ。薄曇りの日の起床BGMとしてここまでしっくりくるものもそうないのでは。
アコギとドラムとエレクトリック・ヴァイオリンによる、シンプルながら奥深いアンサンブル。テリーの引き出しというか、発想の柔軟さ、それでいて芯が変わらず彼の音楽だとわかるところ、すごく好きですね。沈んだいまの天気にもよく合う。