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9年ぶりの新譜。メンバーや環境や色々なものが変わったけれど、根っこはそのままいつものマーズさんでした。淀んだ池に石をドーンと投げ込んだら美しく再生した、という感じ。
「Her Deaf Dog」の渡辺さんの声が何度聴いても完全に少年のそれ。(絶賛)
良い意味で空気のようなアルバム。安心して聴けるので、落ち着きたい時や体調がイマイチな時にこそ効果覿面。しかしリリースされてからもう10年ですか……
1曲目からして完璧。掴みがOKすぎる初の正規流通音源。
雨が降るとBefore The Rainが聴きたくなるのです。全然beforeじゃないけど。大人じゃないと鳴らせない、でも良い意味で大人気ない音。
直近の作品(ミニアルバム)からは9年、このフルアルバムからは11年。明後日ついに新譜が出ます。待っててよかったです。楽しみ!
ラストの「Unser Maschinenhaus」ライブバージョンがあまりにもクールで血が煮えます。
聴くと自然に足取りが軽くなります。まるで空を歩くかのように。
小沢さんのアルバムではこれがいちばん好き。異論は認める。何周でもいけちゃう。
「方位」の歌詞とラストの加速に何度揺さぶられたか……
好きなんだけどつられて大脱力してゆるゆるになってしまうので休日にしか聴けない……笑
白い風が止まない中に見える未来の光、という景色が浮かぶ一枚。「What's Going On」は奇跡の曲。
当時の若人たちにテクノポップやNWを布教したハヤシさんは偉大。
「Test Pattern」と合わせて聴くことにより、普通のコンピュータと量子コンピュータの違いを理解することができる不思議な一枚。
脳内デフラグミュージック。展示も最高でした。あの床でゴロ寝したのは良い思い出。
「機械と従順なナット」という名のバンドによる、機械を軽く超えた激走ジャズロック。何故か明け方の都庁あたりの風景が浮かんできます。