Get Up With It / Miles Davis (1996)
Get Up With It
Miles Davis (1996)
1. He Loved Him Madly 2
2. Maiysha
3. Honky Tonk
4. Rated X 1
Reviews (4)
He loved him madly は怖くないですね。2歳の次男とのんびり聴きました。
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続けて不穏。
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New Wave/Alternative Music(オルタナティヴロックではない)を多感な高校生の頃に遅れて聴き始めたのが災いしてロックに必要なのはテクニックではなくパクりでないオリジナルな発想だという大きな誤解をしたまま大人になってしまったこともあり、社会人になってからようやくまともに聴いた電化マイルスの第一印象は

On the corner→ポップグループの源流のひとつ
Get up with it→ディスヒートのファースト
In a silent way→ノイ!やワイヤー(DRILL)

という短絡なもので、実はいまだにBitches Brewは何が何だかわかってない。

近藤等則がエレクトリックでやろうとしていたのがまさに電化マイルスだったというのも納得だったり。

とりとめもない文面になってしまうのはHe loved him madlyが不穏かつ悲痛な空気を湛えたまま何処からともなくやってきて何処かわからないところへ消え去っていくのと無関係ではない気がする。
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He Loved Him Madlyはマイルスがデュークエリントンの死に捧げた曲。マイルスは無宗教だったけど、この曲は無国籍の喪という感じで、どこの文化のものだか分からない謎の音楽なのに沈痛さと厳粛さだけはやたらと伝わってくる。
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