Reviews :: headphones (4167)

Beth Gibbons / Henryk Gorecki Symphony No. 3 Symphony Of Sorrowful Songs
グレツキ自体が好きなので聴く前から好みなのはわかっていましたがこんなにもBethのvo.がハマるとは思ってもみませんでした。
というか歌い方もBethがBel Cantoでこんなにも歌えるというのを知らず、欧州の人ってやっぱり西洋音楽の基礎体力とか素養が日本とは段違いなんだと思った。それは欧州だからでしょって話にもなるかもしれないけどじゃあだからといって一般の日本人が純邦楽の素養があるかといえばそんなことはないし。文化として教養としての音楽が根付いているからなんだなぁと思った。
美狂乱 / A Violent Music
早朝プログレ出勤。奇数拍子でメロトロン、もうそれだけで満足。ですよね?
New Venusians / New Venusians
今日行けば休み。楽勝。穏やかなソウルミュージック。
Ichika / I
2019年現在、おしゃれポップギターの最高峰ですよねこれって。今後、彼のようなギタリストが沢山出てくるんだろうと思うと…、うう…、がんばります。
Self Evident / Lost Inside The Machinery
King CrimsonのRed的なキメを考えていたんだけど、模倣すべきはこっちだと気がついた。ミドルテンポでギターとベースが絡み合うフレーズたくさん。
Vasudeva / No Clearance
3ピースマスロックバンド。pele 直系の音。昨今のテクニカル系マスに疲れちゃったし、このくらいがとても気持ちいい。良盤!
高野寛 / Kameleon pop
穏やかな気持ちで家を出る。
THE NOVEMBERS / ANGELS
惰性で過ごす金曜日。楽勝。
Brutus / Nest
わっしょいわっしょいわっしょいしょーい、という感じです。
peach Fuzz / A Futuristic Breath Works
聴きどころとか考えて無さそう(笑)な感じが逆にバンバン聴ける。もともとそういうバンドやんな。録音の瀧井さん含め誰一人客観的に聴いてない。「これエエんちゃう」「来た来た」みたいに作ってそう。素敵。tr.7星のウラのクラップめっちゃ燃える。スタジオ録音はこうでなくっちゃ。
Jeff Parker / The Relatives
tortoise のギタリスト、ジェフパーカーのジャズアルバム。トータスのギターの音じゃんこれ!(当たり前…)
Wooze / Ladies Who Lunch With Me
XTC的なにおいのするナイスギターリフバンド。シングルばかりなんだけどアルバムで聴きたい!
Scafull King / SCAtegory
スキャフル聴けば目が覚めるかなーと思って……(?
COALTAR OF THE DEEPERS / SUBLIMATION
ちょっと最近の邦楽かなり底上げされてきたなぁなどとSpotifyのライヴイベントを見つつAppleVinegar Music Awardのノミネートされた人のアルバムを片っ端から試聴しつつ思ってたんだけど、DEEPERSの新曲聴いたら全部ふっとんだw
いい曲セオリーやら通常の概念に則って制作している限りはレールから外れたものは生まれやしない。
R指定が岡崎体育を評して150kmの球を投げられる肩があるけど投げるのはおはぎ。といっていたけど、
この曲はさしづめB5の紙しか置いてないのに書道家が大きさ考えず文字はみ出しまくりのまま書道パフォーマンスしたってところなのか。
「誰も聴いたことのない曲を(聴きたいけどないから自分で)作りたい」と常々語っているNARASAKIさんの面目躍如、DEEPERSとHOT TOASTERSを足して足しっぱなしにした、150mlのカップに2リットルくらいの情報量を詰め込んだ快(怪)作。
 なお、vo.トラックはまずHOT TOASTERSの千田さんが歌い始めて続いてNARASAKIさんが歌い出すのですが、千田さんの声が低いためか通常のDEEPERSの曲よりNARASAKIさんの声が高く聞こえて最初HOT TOASTERSのSAXのの子が歌ってるのか?と真剣に思ってしまいましたw
Surface To Air Missive / AV
変なギターと変なリコーダーと変な曲。楽しい。1曲めのタイトルが「My Stratocaster」なんだけどストラト要素はどの辺にあるの…
Shady Bug / Lemon Lime
衝撃の一枚。
何が衝撃かというと、罰ゲーム等で地面に立てたバットにおでこをつけて10回回ってから真っ直ぐに走るというのがありますが、全ての曲がその斜めったまま走ってる状態なんです。
何を言ってるのかわからないと思いますが私にもわかりませんw
でも音を聞いてもらえば多分理解いただけるかと…
いわゆるインディーポップなんですが正直上手くはない。でも問題はそこじゃない。予定調和が嫌いな私でも、このアレンジ又はこのチューニングおかしない?っていう、歌やバックトラックが
どこかピッチが狂ってるんです。
昔、1クターブを43分割するというハリー・パーチの理論にのっとってオルガンのリードを自分で削って43分割したシジジーズというユニットがありましたが、まさしくあの音で、ハーモニーが調和してないつか、音符と音符の間のような落ち着きの悪い音が入ってるんです。
(楽器弾けないし音楽ちゃんとやったことないのでホントは西洋音階で楽譜にできる音なのかもしれませんが)
正直好きでも嫌いでもないんですが、この気持ち悪さをもうちょっともうちょっとと聴いてるうちに最後まで聴いてしまいました…(全9曲とも、気持ち悪い部分のない曲はないです)
YouTubeに曲上がってたから見に行ったらコメント4つもついててw、そのうち一人はyes yes yesとか書いてるんです。
正直、おぃお前はこの曲のどこがyes yes yesやねん!とツッコミたい気分です。でもこの気持ち悪さを味わいたくてまたリピートしてしまうんです。
ここ最近で最も衝撃的作品かもしれません…

【追記】聴いててなんか郷愁を感じる・・・と思ったらこれでした。
https://www.youtube.com/watch?v=6MduIejoWNs
Yukkum Yukkum (King Uszniewicz and the Uszniewicztones)

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